スウィング工法の特長
工法の特長
- コンパクト立坑からの推進が可能スウィングジャッキ及び分割発進対応掘進機の組合せにより、φ2500mmまたはφ3000mmケーシング立坑からの発進・管渠埋設布設工が可能です。
- 適用土質が幅広い切刃部安定液として高濃度泥水を使用することにより、切刃部、及び余掘り部のテールボイドの安定が得られるため、軟弱地盤層から透水性の高い砂礫層まで広範囲の土質に対応が可能です。
- 長距離・急曲線推進が可能掘進機外周に25 oのオーバーカットを行い、テールボイドの生成をすることにより、低推力にて推進が可能であるため長距離推進が可能です。
また、オーバーカット部を利用して急曲線推進も可能です。最小施工実績は50R(但し、半管施工)です。 - 排泥処理が容易掘進機から排泥槽までの処理は、真空吸引式輸送によるため、250m 程度の長距離でも容易に処理ができます。
工法の分類
スウィング工法は、日本下水道管渠推進技術協会の『泥濃式推進工法』に属し、推進工法用鉄筋コンクリート管を装備した密閉式泥濃式掘進機をコンパクトな鋼製ケーシング立坑から、先導体として操向性を維持しつつ、基本的に中押ジャッキ を用いることなく、発進立坑内に設置したスウィングジャッキの推進力により推進管を布設・埋設する工法です。
作業工程
スウィングジャッキ
立坑スペース

立坑基地概要
